モンスター3
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皆様、いつもインドアゴルフレッスンスタジオ バズゴルフ神戸六甲道店をご利用頂き誠にありがとう
ございます。本日の神戸は日が昇るにつれ暖かくなっています。
続きです。
WBSSの準決勝は次の年の春に開催されました。
井上選手の次の相手は最強と言われていたIBF世界バンタム級王者でした。
この試合前で19戦19勝12KOという戦績、事実上の決勝戦とも言われていました。
専門家は井上選手有利と言っていましたがどちらが勝っても不思議ではないという感じでした。
この試合は英国で開催され、ボクシング発祥国?だけにかなりの観客で埋まっていた記憶があります。
1Rは互角、もしくは相手のポイント(私の見た目です)
2Rに入り井上選手の左パンチが顔面にヒット、そのままダウンを奪うと立ち上がった相手のボディ
に左右の2発でまたダウン、起き上がる前に四つん這いでセコンドを見ながら首を横に振り戦意喪失。
一応立ち上がりましたが井上選手が仕留めに行き3度目のダウンで決着。
この試合ともう1つの準決勝の試合前にアクシデントが。
参戦していたWBO世界バンタム級王者が肩?を壊して参戦出来ず。
ここで井上選手の3団体統一は無くなってしまいました。
この試合は5階級制覇の元スーパー王者が急遽参戦した選手に勝ち決勝戦はこの2名で行われました。
これが壮絶な試合に。
2R相手の左フックをもらってしまい、大ピンチに。
右目の上をカット、後の精密検査で右目眼窩低と鼻を骨折していたようです。
そこからの死闘がすごかった。この試合中井上選手は相手が2重に見えていたそうです。
それでも対等に戦い、11Rにはボディでダウンを奪い、3-0の判定でWBSS初代王者に。
この後WBO世界バンタム級新王者とのマッチメイクがされていたのですがコロナ禍で延期
最終的には中止に、WBSSで対戦の無かった22戦21勝1敗(この1敗はWBSS1回戦での判定負け)
ラスベガスで無観客で行われた試合の井上選手のファイトマネーは何と約1億500万円。
ちなみにWBSSでは賞金約2億4600万円だったそうです・。発表されているだけの金額ですから
他にボーナスも出たのかも。どちらも軽量球では破格、アメリカでは軽量級人気ないんです。
ボクシングの聖地ラスベガスで軽量級日本人ファイターがメインイベンターになる事自体すごい事なの
にファイトマネーが1億って。
それだけ井上選手が世界で注目されているって事です。
ボクサーの体重が一緒だったら誰が強いのかランキングを各ボクシング雑誌が発表しています。
PFP(パウンド フォー パウンド)と言います。
アメリカでもっとも権威のある雑誌で現在2位、英国で1位が2つ、そもそもPFPで日本人が10位
いないに入った事が無いような気が。
4団体統一の日も近い(4団体統一したボクサーは世界に6人実質は5人しかいません)。
日本の至宝の快進撃はまだまだ続きます、